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ArchiCADでカレ邸を作ろう 12 軒樋を作る

ArchiCADでカレ邸を作ろう企画の12回目です。

カレ邸の特徴といえば、大きな片流れの屋根ですが、エントランスまわりに延びた水平な屋根ラインも特徴あるデザイン要素です。
今回は水平屋根と大屋根の先端にある軒樋を作成してみます。

 

使用するツールは断面形状ツール。
アアルト作品集に軒樋の部分詳細図が掲載されていましたので、そちらを参考にして塗りつぶしツールを使って形状をスケッチしてゆきます。
屋根との大まかな関係を合わせるために、断面ビューの上で塗りつぶしを描画しています。

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塗りつぶしが作図し終わったら、そのままCtl+Xで切り取り、断面形状マネージャーを開いて編集画面にCtl+Vで貼り付けます。
原点はまあどこでも支障は無いと思いますが、今回は軒先の先端に合わせています。

塗りつぶし図形を貼り付けたら、それに対してビルディングマテリアルを割り当てます。今回はスチールのビルマテを割り当てています。

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水平方向に伸びる断面形状なので、使用項目は壁または梁です。
どちらを使ってもまあ良いのですが、屋根付近のようそであり、通常の平面図では現れないものなので、梁ツールを使うことにします。下の図では壁にも梁にも使える設定となっています。

また、ビルディングマテリアルは割り当てましたが、実際の見た目の表現は材質のほうで合わせたいと思います。
材質は後ほど変更しますが、ひとまず「金属-鉄」を入れています。

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屋根レベルにおいて、大屋根の軒先に合わせて、梁ツールを使用して線を引くように入力しているところ。

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平面図入力時にはとくに高さ設定していませんでしたので、立面ビューで見ると宙に浮いています。
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下の図のように高さを調整しました。
また同時に、屋根面が軒樋の先端まで延びすぎていましたので、屋根の長さも短く調整しています。
軒樋の水切(断面形状の左上部分)が、屋根より少し出る程度になっています。

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上の図の調整が終わった段階で、3Dビューで見たところ。
なかなか大屋根との関係がそれらしくなってきました。

軒樋の端部が切りっぱなしのようになっていますが、ここには別途、象の鼻のような形状の雨どい金物が付きます。
象の鼻といえばコルビュジェのロンシャン教会のコンクリート製のものが有名ですが、このカレ邸の象の鼻もなかなか面白い形状の納まりです。

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大屋根の軒先と同じ軒樋を、玄関周りの水平庇先端にも回しました。
これまでと比べて、水平庇のシャープさが一気に強調されました。

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上の図と同じ状態で、エントランス奥側から見たところ。
一回部分の緩やかな勾配屋根の周りに、水平な庇がぐるりと取り付いています。

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今回はこれまで。
次回はテクスチャーを作成してゆきたいと思います。

最後まで御読みいただき、ありがとうございました。

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